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愛犬の思い出
坂本龍馬暗殺考察

基本は刀だった幕末

 「これからは、刀の時代に非ず
  ピストルの時代じゃ」
「所詮、刀は、飛び道具には、かなわんぜ」


如何に江戸剣術の免許皆伝とは言え
不意を襲われては手も足も出まい。
ましてや、床に掛けてある刀が
遠すぎた。
ほんのわずかの時間差が
龍馬の命を奪ったのだ。


 「これからは、刀の時代に非ず」
「万国公法」の時代じゃ」
「学ばん者は、時代に取り残されるぜ」


 学習も大事ではあるが
刺客に殺されてしまっては元も子もない。
ましてや薄っぺらい書籍が
ここ1番でどれだけ役に立つか。
緊急時は、ただの紙に過ぎない。
何の役にも立ちはしないのだ。


 京都で毎晩のように繰り返される斬りあい。
血で血を洗う戦いの土地に居ながら
肝心の剣を十分に使えずに死んだ龍馬。


維新は銃器で為されたが
暗殺は、剣であったな。
刀の時代の最終章であった。
刀を大事にすべきであったな・・・・。