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愛犬の思い出
坂本龍馬暗殺考察

龍馬の隙 検証


 隙を辞書で引くと、隙間、油断、争い、仲たがいとある。


改めて龍馬襲撃時の隙を検証してみる。


まず ① 心の隙・・心のどこかに抜けているところがある状況。


「わしを斬りに来る奴などおらんやろ。ピストール(当時の呼び方)
を、皆、恐がっちゅうし」


「寺田屋でも助かった。わしは、ついちゅう」


脱藩が2度にわたって許された直後でもあった。これも油断の材料。


「土佐藩屋敷で泊まるのは、安全かもしれんが、気を使う。
 下の者は、脱藩の件の詳細をまだ知らんやろし、妙に
 面倒くさいし」


「近江屋で泊まっちゅう事を知っちゅう者は、よけおらんき
大丈夫やろ」


まあこんな所か。
油断でしかない。


襲撃の危険性を忠告してくれた者もいたのに・・・・。


では、どうすれば良かったか。


 常に気を抜かずに、全身全霊、全身に注意を向けるべきであったな・・・。
風呂の時も厠に行っても、油断は大敵!
心の隙を作らぬように自己管理するしかない。
心は、己次第でどうにでもなる。