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愛犬の思い出
坂本龍馬暗殺考察

原田左乃助説

 新撰組10番組長 
鞘が暗殺現場に残されていたと言う
曰く因縁、伊予の脱藩者であるが、襲撃犯ではなかろう。


 長時間の戦いで、刃が折れ曲がり、鞘に納められなくなって
仕方なく抜き身の状態で帰還するということも
ないではないが、鞘は、下げ緒で帯に留めてあるもので
わざわざ残していくのは不自然。


遺留品捜査のかく乱を狙う犯人の小細工と思われる。


 「こなくそ」の伊予弁も、果たして本当に慎太郎の口から
出たものかどうかも疑わしい。


 第一、彼は、槍の名手であったそうで
あの座敷では、槍の方が圧倒的に有利。
若干短めの槍で、ブスリ!この方が、早い!


 余談ながら、自分は彼に親しみを覚える。
彼は、犯人ではないと思う。