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愛犬の思い出
坂本龍馬暗殺考察

海舟先生に想う事

 海舟という人は、やはり、素晴らしい人であったと今更ながら思う。


事を、襲撃に絞り込めば、彼は、幾度となく刺客に襲われているが
命を保った。


 海舟の人柄、氣の確かさが、刺客を跳ね返す原動力になったか。


やがて、海舟の右腕と言われた龍馬も、海舟を斬りに出掛けた者の
一人ではあった。


 指導者の、人間としての底力は、どこで身につくか。
どのような修練をつめば、そこに至るのだろうか・・・。


 幕臣として、最後まで自身の最善を尽くし
最後は、「これでおしまい」でこの世を去る。


他人に自分を斬らせない、自分も他人を斬らない。
魅力在る者は、自分の身内にして面倒を見る。


 彼が終身手放さなかったものは、おそらく「目的意識」ではなかろうか。
自身の正中線に、正確な目的意識を常時定めていたと思う。


そこの所があやふやで、いい加減な者は、指導者になってはいけない。


更に修練を積んで生きて行くか、指導者としての己を自分で見切るか・・・・。


相手と同じ立ち位置で、同じ方向を見て、指差して、進む道を示す。
指導とはそのようなスタイルを言う。


本日は、これでおしまい!