taoo ブログ

愛犬の思い出
坂本龍馬暗殺考察

負け戦の惨めさ

  近所の神社公園を散歩する。


前方の道に降りていたトビが、急いで舞い上がる。
くちばしに獲物をくわえている。


 インパール戦の生き残りの兵士がインタビューに答える。
作戦中止で、撤退の山道を5mきざみで喘ぎながら歩く。
マラリアや赤痢におかされた兵が続く。


 倒れると上空の大きな鳥が攻めて来る。
歩いているうちは攻めて来ない。


倒れてしまうと、他の兵士に褌まで奪われる。
死んでしまうと、その兵士の肉を切って
物々交換されるらしい。


 極限状態なので、自分の命を守る為に
死体の肉も喰らうらしい。
まさにこの世の生き地獄である。


 聖軍 日本軍といえども、現実は、そんなもんだ。
兵士が死ぬ時には、多くの者が
こう叫ぶそうだ・・・。


「お母さん!!・・・・・」