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愛犬の思い出
坂本龍馬暗殺考察

師匠


 龍馬関係の本を読んでいると、どうしてもこの人に突き当たる。
避けて通れぬ勝海舟先生である。
龍馬は、この先生を斬りに出掛けたお陰で人生が開けた。


 海舟の受けた襲撃は、生涯で20数回に及んだらしい。
受けた傷も何箇所か、そのまま維新を迎えている。


 愛刀は、すぐに抜かないように、こよりで結んでいたらしい。
どうしようもない状況下では抜いたかもしれないが
この人は、刀で他人を殺めていない様子。
あの幕末を、気迫で押し通した。


 剣術と座禅の稽古で、自分を作り上げたようだ。
並みの武術家ではない。


「自分のやることは、世間の人に理解されずとも良い」
この思いを龍馬に伝えたのであろう、龍馬も
我為すことは・・・と謳っている。
言葉の出所を辿って行くと、佐久間象山先生に突き当たる。
人生では、やはりいい師匠との出会いが勝負の分かれ目らしい。


 現在でも探せばその道の先生は居る。
自分はお陰様で、剣道の先生方に教えを請うていける。
剣道だけではない、人生の師匠だ。
ありがたい事だ。


 「囲碁を教えてあげる」と同居人がうるさい。
「有難き仰せながら、拙者、囲碁には全く興味がござりませぬ。
以後(囲碁)お誘いはご無用に願いたい」 (笑)
・・・私にも師匠を選ぶセンスがごじゃりまする(笑)