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愛犬の思い出
坂本龍馬暗殺考察

ほんまもんになれるか、無理か・・。

  これは困ったことになって来た。
稀勢の里2敗である。
完全に力負けしているのは、誰の目にも明らかだ。


 あいつがやれるんなら、俺もやれる!
下位の力士がこぞって挑戦してくる。
あと12人 戦えるか・・・。


「努力逆転の法則」に陥ってしまっているから
小手先の努力や精神論は、何の役にも立たない。


なりふり構わず、張り手で戦うタイプでもない。


 此処に来て、持って生まれた彼の優しさが
勝負の世界で、害毒となっている。


 5敗までは仕方ないと割り切って何とか千秋楽まで努めるか
今更星勘定をしても何やら虚しい。



大関在位期間が長過ぎて、念願の横綱になれた
「やれやれ症候群」に罹患しているように見える。


相撲が取れる権利をなくしてしまった者から見れば
何と歯がゆいことか。


 やっぱり横綱は凄い!
対戦相手に底力を見せつける内容の取り口でないと
この状態からは脱出出来ないだろうなあ・・・。


 男は、目標達成後は、すぐに次の目標を設定しないと
自らに負ける・・・。
誰よりも彼よりも、自らに負けると・・始末が悪い。


ただの男、一介の勝負師に徹して
激しい気迫を集中させるしか手は無い。


負けても命まで失くさない・・故に、本気が出ないのだ。