寒の稽古に思う無常
寒中の夜、道場に師範代の雄叫びが響き渡り、剣道の稽古が始まる。
横一線で並んで面を付けて居た者同士が、次々と地稽古を
始める。
自分は、この、面を付けてギュッと面紐を締める瞬間が大好きである。
心も身体もギュッと引き締まり、特に身体がシャン!とする。
その後の40分間は、かなり厳しいが、それでも何とか
5,6人の先生に掛かって行く。
足が言うことをきかなくなり、心臓がバクバクする。
それでもやめない、休まないのは、一体何なのだろうか?
夜道、峠を3つ越えて運転して帰る。
もうビールを飲む元気はない。
シャワーを浴びて、剣道、合気道の本をベッドで読みながら
打たれた自分を振り返る。
俳優の大杉蓮さんが急死された・・・・。
徳島県小松島出身の同じ年。
B型は、自分と同じである。
21日は、四緑木星、暗剣殺の日であったな。
今年は、心臓・循環器要注意の年なのだ・・・・。
知人ではないから、気をつけろと言うことも出来なかった。
特にファンではなかったが、味のある個性派で存在感があった。
なんでこんなことになるのか・・・・。
大杉さんの事を考えながら素振りをする。
寒いな・・この冷たさは、いつまで続くのだろうか・・・・。
知り合いでなくても、同じ年、四国の人間同士、結構ショックなのだ。
大杉さんのご冥福を祈るばかりである・・・・。
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