taoo ブログ

愛犬の思い出
坂本龍馬暗殺考察

手の打てる人

  龍馬の事を調べるうちに、はずせない御仁といえば
ご存知、勝海舟!
この人は、調べるほどに凄さがわかる方だ。
流石、龍馬のお師匠さん。


 江戸を火の海にせぬための具体的な対策もきちんと立てていた。
千葉・神奈川への船による避難誘導策。
江戸の住民たちの生命と財産を守る為に尽力していた。


 世間が、ならず者呼ばわりする者たちとも付き合い
いざと言う時には、力を貸してもらえるように
手配もしていた。何やら、鬼平を思わせる。


そうかと思うと、徳川慶喜亡命作戦も考えていて
幕臣としての務めも疎かにしていない。


 五尺の身体に漲る気力は、尋常ではなかったそうで
目の勢い、輝きが違う。


 刺客には数え切れぬほど襲われているが
明治まで命を保った。
刀が抜けないように結わえてあったそうだ。


 臆病者であったという説もあるが、彼は剣と禅で
そこを乗り切って生きた。


 はがいたらしいほど、あの慶喜に尽くして尽くして
生きている。


臨終の言葉がこれまた、素晴らしい。


「コレデ オシマイ」


「具体的な手の打てる人」を選びましょう。
机上空論者を選んだら、日本の恥であり
国益を損ないます。