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愛犬の思い出
坂本龍馬暗殺考察

日本軍上層部の傲慢さ

  太平洋戦争での作戦失敗は
数多くあるが
その中でも最も悲惨で壮絶といわれているのが
インパール戦。
イギリス軍の反攻にあい、虚しく散った多くの命。


 NHKのテレビをさっきまで見ていたが
日本軍が、如何に愚かな戦いを実行したかがよくわかった。


 3万人もの戦死者を出して尚、司令官としての
自分の作戦言動を省みない元将校に憤りを覚えると
ともに、兵士の生命を、虫けらの如く扱った
将校や上層部に憎悪の念を抱いた。


 奇跡的に生き残った方々は、テレビカメラのインタビューに答えてくれた。
この方達は、愚かな戦いを現在の日本人に伝える役割を
担っておられる。
伝えると言う働きを為すために
神はごく一部の人達を生かされた・・・・。


 現代社会にあっても、所詮、上層部とはこのようなものだ。
企業でも何でも。
上に立つ人間は
人の生命に対する敬虔な意識を崩してはならない。


戦死意外にも病死、自殺などで数万人が亡くなっていて
遺骨も放置されたままだ・・・。


 ずっと昔に「日本は最早、戦後ではない」とか
言い切った者がいたそうだが
先の大戦の後始末は、まだ出来ていないのだ。


 遠くビルマの山中に眠る多くの英霊に
合掌することしか出来ない自分が情けない・・・・。